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​修理・調整

当工房では金管楽器の修理・調整全般をお受けします。各部調整から洗浄やヘコ出し、オーバーホールまで対応しますので、金管楽器についてお困りのことがあればぜひご相談ください。

Cleaning
洗浄

薬品を使用した管内洗浄では、通常の水洗いでは落とすことの出来ないこびりついた汚れや緑青を取り除くことが可能です。

管体の劣化が進んでいる場合は薬品洗浄が出来ない場合があります。

​通常の水洗いも承ります。

Piston Valve Adjustment
ピストン調整

しばらく使用していなかったので動かなくなってしまった、動くけれども戻りが悪いなどピストンの動きの不具合を調整します。

​掃除をしても動きが良くならない場合は管体の歪みがピストンの動きに影響していることもあります。

Rotor valve adjustment
ロータリー調整

通常のロータリーのほかにもセイヤーバルブやハグマンバルブといった特殊バルブの調整も承ります。

​長年使用してがたつきが大きくなってしまうとオイルを注してもノイズが出てしまう場合がありますので、ガタ取りをする必要があります。

Tuning Slide Adjustment
抜き差し調整

きつくて抜きにくい、緩くて演奏中に動いてしまうなどの不具合を解消します。

抜き差し管の擦り合わせは吹奏感に影響を与える場合があるので慎重な調整が必要です。

​トランペットやチューバのトリガー調整も承ります。

Hand Slide Adjustment
スライド調整

スライドの動きは管の歪みだけではなく、クリームやオイルが汚れとして管内に付着する事でも悪くなります。

調整の前に薬品洗浄をして汚れを取り除いてから調整を行います。

​各メーカーごとに専用の道具を用意して細かな調整を行います。

Soldering/Hard Soldering
半田付け/ロー付け

​楽器を持った時にきしんだり、演奏中にジーという金属音がするときは半田付け/ロー付けが外れている可能性があります。

1か所外れていても強度が弱くなり、ほかの場所も外れやすくなるので早めに修理しましょう。

​半田付けの際、塗装が変色する可能性があります。ロー付けの際は再塗装が必要です。

Patch Work
当て金

金管楽器は長く使うと金属の摩耗や腐食により穴が開いてしまうことがあります。

部品交換で対応する場合もありますが、薄い金属板を貼って穴を塞ぐ「当て金」という方法もあります。

​またホルンのベルやマウスパイプに補強板として当て金を製作して取付することも可能です。

Dent Repair
ヘコ出し

小さなヘコでも音程や音質に影響を与える場合がありますが、演奏者が体感出来るかは微妙なところです。

見た目が気になるかどうかで直すかどうかを判断されても良いと思います。

自動車の板金と違い、管楽器のヘコ出しは修理跡が残ります。

​修理跡が分からないようにする場合は、再塗装のオーバーホールが必要になります。

Parts Replacement
​部品交換

フェルトやコルクなどの消耗品類は定期的に交換することをお勧めします。

つば抜きのバネは片側だけ折れていることがあるので注意して確認してみましょう。

カスタマイズとしてボタンやキャップ類、マウスパイプやチューニング管の交換も承ります。

​部品だけの販売もしております。

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